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晋山窯

晋山窯ヤマツ株式会社

interview代表取締役 土本正芳

 岐阜県土岐市下石町にある晋山窯ヤマツは明治元年創業で以来、茶器関係を中心に急須、ポット、煎茶器や湯呑などを生産されている窯元です。 奥様である弘子氏は陶器とは関係のない家から窯元に嫁ぎ、現在は製品の企画を行っています。最近では企画した製品が市場で受け入れられつつあり、 「それをどう売るのかが自分の使命」と4代目の正芳氏。とても仲の良いお2人は陶器を生産するだけではなく、陶器を通しての生活提案も積極的にされています。

自動化と手作業

 土の状態から最後の焼成まで一貫して出来る晋山窯ヤマツでは、主に磁器土を用い動力成型と言われる量産型の機械で成型し、月に約3万PCSの生産を行っています。 工場を覗かせて頂くと、絵の具をエアガンで吹き付ける事で手作業の良さを残した仕上げ方法もあれば、煎茶器や湯呑を回転させながら行う印刷方法やパット印刷もあります。 形状は同じでも柄を変えられる事でお客さんの要望に答えています。 一方で釉薬を全体に付ける場合、急須などは手作業で釉薬を付けるのですが、煎茶器や湯呑は窯元では見かけたことのない機械が湯呑を挟んで一気に釉薬をつける作業をひたすら繰り返しています。これは“自動製釉機”という機械で量産の効率を上げる為に2003年から導入しているそうで、なんとも面白い動きをします。量産の体制の効率をはかりつつ、独自の下絵の描き方で付加価値を上げているのが特徴的です。

氷花

 氷の持つ凛としたイメージと、花の持つ周囲を和ませる柔らかなイメージを組み合わせ名付けられた『氷花(ひょうか)』。 製品化のきっかけは量産の体制の中で、"量産品が安いというイメージを払拭し、どれだけいいものが作れるのか"という自分達への挑戦の気持ちからでした。 雌型に彫りつけを施す事で様々な表情を見せる氷花は、どれくらいの深さで作れば型から抜くことが出来て、 光に透かすと綺麗な表情が得られるのかなど思考錯誤を繰り返す中で生み出されました。磁器土、釉薬にもこだわり品質管理も徹底的にされます。 「今すぐ売れなくても10年後も責任をもって売り続けたい。」と正芳氏は言います。 煎茶の湯呑としてはもちろんですが、冷たいアイスを入れてみたり、お酒のツマミを入れてみたり、これでデザートをつくったりと何かに限定しない "参加できる器"として生活を楽しませてくれるデザインの器です。

[ 2014.02 ]

晋山窯ヤマツ株式会社

509-5202
岐阜県土岐市下石町375
0572-57-8241
http://yamatsu-gifu.com

 
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